タイヤの空気圧は車ごとに違う|指定値の見つけ方と点検のコツ

「とりあえず、いつもと同じ空気圧で」。タイヤの空気を入れるとき、こう考えていませんか。適切な値は車によって異なります。まずは自分の車の指定値を知ることから始めましょう。

運転席のドア付近の指定空気圧表示とタイヤを確認する図解
内容を分かりやすくまとめた解説用イラストです。

指定値はドア付近や取扱説明書で確認

指定空気圧は、自動車メーカーがその車に合わせて定めた値です。運転席のドアを開けたところの表示や、取扱説明書を確認します。車によっては別の場所に表示されているため、見つからなければ取扱説明書や販売店で確認してください。

タイヤの側面に書かれた数値を、そのまま自分の車の指定値と考えないようにしましょう。表示を読むときは、装着しているタイヤサイズもあわせて見ます。

ドアを開けたところにある指定空気圧ラベル。表示は165/55R15 75V、前後輪とも240kPa。
指定空気圧ラベルの位置の一例。写真のラベルには、165/55R15 75V、前後輪とも240kPaと記載されています。

上の写真は、ドアを開けたところに貼られたラベルの例です。表示位置やタイヤサイズ、指定値は車によって異なります。ご自身の車の表示を探して確認しましょう。

前輪・後輪、使用条件の違いを見落とさない

同じ車でも、前輪と後輪で指定値が違う場合があります。取扱説明書に荷物や乗車条件ごとの案内がある場合は、その条件も確認します。

「軽自動車なら全車同じ」「前後とも同じ」と決めず、該当する表示を指さして確認するのが確実です。単位が分からないときも、自己判断で換算せずお店に聞いてください。

155/65R14 75Sの指定空気圧表示。前後輪とも240kPaと記載。
表示例A:155/65R14 75S。前後輪とも240kPaと指定されています。
155/65R14 75Sの指定空気圧表示。前輪240kPa、後輪230kPaと記載。
表示例B:155/65R14 75S。前輪240kPa、後輪230kPaと、前後で指定値が異なります。

表示例AとBは、ラベルに記載されたタイヤサイズが同じ155/65R14 75Sでも、指定空気圧が異なります。サイズだけで決めず、ご自身の車のラベルと取扱説明書で確認してください。ここに掲載した数値は、それぞれの写真の車の表示例です。

測定はタイヤが冷えているときに

空気圧は見た目だけでは判断しにくいため、ゲージで測ります。走行によってタイヤが温まると値が高くなるので、点検は走行前など、タイヤが冷えている状態で行います。温まったタイヤの空気を、冷間時の指定値まで抜いて調整するのは避けましょう。

ブリヂストンは、少なくとも月に1回の空気圧点検を案内しています。給油や洗車など、普段の用事と組み合わせて点検日を決めると忘れにくくなります。

サイズを変えている車はお店で確認

純正とは違うタイヤサイズや仕様に交換している場合は、元のラベルだけで調整を決めず、装着タイヤに合う空気圧をタイヤ販売店に確認してください。中古車では、購入前からサイズが変わっていることもあります。

点検時には空気圧と一緒に、傷、ひび、減り方なども見てもらうと、次のメンテナンスの相談につながります。

相談するときの質問例

  • この車の前後輪の指定空気圧を、表示を見ながら教えてもらえますか?
  • 装着タイヤは純正サイズと同じですか? 違う場合の適切な空気圧も確認できますか?

関連情報・参考資料